三菱500

国民車を目指して開発、三菱初のオリジナル車

三菱500

 

昭和45(1970)年以前の三菱自動車は、三菱重工業の一部門。日本を代表する財閥系企業だ。

 

その乗用車造りはイタリア車やアメリカ車のノックダウン生産に始まる。その経験を生かし、国民車構想にも沿ったモデルとして昭和35年に発売した初の自社製小型車が三菱500だ。

 

日本で始めて風洞実験までしてデザインされたモノコックボディは頑健かつ軽量だったが、内外装は実用一点張りの無骨なもの。先に登場して人気を呼んでいた。同じPRのメカを持つスバル360の陰に隠れ、残念ながらヒットとはならなかった。

 

しかし、高い信頼性や耐久性はその後も三菱車の伝統となり、ランサーやギャランのタフな海外ラリーでの活躍へと受け継がれていった。

 

三菱500の変遷

年代

詳細

1960年(昭和35年)

三菱500発売、エンジンは493cc、21馬力

1961年(昭和36年)

車名はそのままでエンジンを594cc、25馬力に変更

1962年(昭和37年)

フルモデルチェンジでコルト600に

 

 

三菱500