マツダR360クーペ

30万円という衝撃価格マツダ初の4輪モデル

マツダR360クーペ

 

戦後の復興を担った三輪トラックで自動車メーカーとしての地歩を固めたマツダは、昭和35(1960)年にR360クーペで軽乗用車市場に参入する。

 

洗髪のスズキとスバルに対抗するために、彼らは思い切った商品企画に挑んだ。アルミやマグネシウムをふんだんに使った、軽自動車の4ストロークV型2気筒エンジンを開発。ボンネットやシートフレームにまで軽合金を使い、徹底的に軽量化した上に、30万円というライバルよりはるかに安い値をつけたのだ。

 

それらを実現するために、後席はプラス2と割り切り、クーペを名乗った。当初は好調だった販売だが、長くは続かなかった。

 

当時の庶民派高い理想や技術より分かりやすい実用性を求めていたのだ。

 

マツダR360クーペの変遷

年代

詳細

1960年(昭和35年)

発売開始、同年12月、当時としては記録的な月阪4090台を記録

1962年(昭和37年)

本格4座のキャロル360発売

1969年(昭和44年)

R360クーペ生産終了

 

マツダR360クーペ内装